レベル計のトラブル対策と題して、「電波式レベル計」のトラブル対策と設置のポイントについて解説させていただきます。
また電波式レベル計の測定原理と特徴についても解説しており、製品についても学べるコンテンツです。
あわせてトラブル事例と有効な解決策、考慮すべきポイントについてもご紹介いたします。
電波式レベル計の測定原理
レベル計から発信された電波は空間を伝搬して測定面に到達します。
この時、測定面によって反射がおこり電波は再びレベル計へと戻って来ます。
この反射波が受信されるまでの「時間」を「距離」に換算することで、タンク内の原料レベルや水位を算出しています。
L=C・t/2
L=空間距離、 C=伝搬速度、 t=伝搬時間(往復)
電波式レベル計のメリット
電波(マイクロ波)は、
●温度の影響を受けない
●圧力の影響を受けない
●風(空気の流れ)の影響を受けない
●ガスの影響を受けない
●粉塵の影響を受けにくい
●蒸気の影響を受けにくい
という特徴があります。
トラブル事例①:タンク内構造物の干渉
このトラブルは非常に代表的ともいえるトラブルです。
電波式レベル計を含む一般的な非接触式レベル計全般は方射角と呼ばれる広がりを持っています。
このため、タンクやサイロ内にある構造物が電波の方射角内に入り込むことによって、波形イメージの様なノイズ反射が発生し、トレンドイメージの様に本来は破線のように下限まで下がり、投入と同時に上昇の動きをしますが、赤い線のように一定のレベルから追従せずにホールドし、また一定のレベルから追従を開始するという挙動を示すことがあります。
このトラブルの解決策や他のトラブル対策は下部よりダウンロードいただきます。
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こちらは第1回ウェビナー「レベル計のトラブル対策」を編集した動画です。
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